引用元: 昨日、嫁の墓参りに行ってきた

1: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:31:14 ID:Awq
なんとなく立ててみた

2: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:32:56 ID:wr6
享年何歳?

9: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:37:06 ID:Awq
>>2
5年前、27の時に


10: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:39:07 ID:wr6
27か…つらいな

11: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:39:44 ID:4MZ
いまだに偲んでるとかいいやつだな

12: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:41:52 ID:Awq
>>10
元々体が強いわけではなかったけど、
心筋梗塞でいってしまった

13: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:43:41 ID:wr6
いつからの付き合いだったの?

14: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:45:07 ID:Awq
>>13
二十歳の時、バイト先で出会って24の時に結婚した

15: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:47:12 ID:wr6
7年しか一緒にいれなかったのか…

16: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:48:29 ID:Awq
>>15
26の時に生まれた娘は1年しか母親といれなかった
それにくらべれば

17: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:49:47 ID:uxY
お悔やみを申し上げます

もう、気持ちの整理はついてるの?

18: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:50:46 ID:Awq
>>17
なんと思われるかはわからんが、
再婚の報告をしてきたんだ

19: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:52:17 ID:hlb
>>18
そっか
ええ人なんか?
子供は馴ついとるか?

21: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:53:38 ID:Awq
>>19
色んな経緯があったんだけど、俺の幼馴染と結婚する
娘はなついているよ

22: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:53:45 ID:3ZT
>>18
良かった良かった
嫁さんも安心してるよ

23: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:54:25 ID:4MZ
>>18
よかったー
おめでとう

25: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:56:54 ID:Awq
なんかありがとう

28: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:59:41 ID:3ZT
娘さんがなついているのは本当に良かったな

31: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:02:36 ID:Awq
>>28
それは本当に救いだった

43: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:11:58 ID:3vb
親としては子どもが喜ぶのが一番

32: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:03:37 ID:oIT
何故お盆まで我慢できなかったのか

33: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:04:39 ID:Awq
>>32
お盆は出張のからみで行けなかったんだよ

34: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:05:32 ID:9Ob
なんだよ嫁一筋男手一つじゃなかったのか残念

35: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:06:27 ID:Awq
>>34
そうなるかと思ってたし、
そうするつもりだったんだけどな

45: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:14:50 ID:AvX
幼馴染には連れ子いるの?

49: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:19:32 ID:Awq
>>45
いない、初婚だよ

24: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:56:37 ID:uxY
きっと、亡くなった奥さんも理解してくれてるよ

26: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:57:52 ID:Awq
>>24
嫁さんも、幼なじみも仲良かったし
喜んでくれているかな…とは思う

27: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)21:59:28 ID:uxY
>>26
なんか吐き出したい事でもあるのか?

30: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:02:05 ID:Awq
>>27
ここに至るまでの話聞いてもらいたかったんだけど

36: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:06:46 ID:uxY
>>30
聞かせてよ

37: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:07:09 ID:TA9
イッチもまだ若いのに色々な事を経験したんだな
きっと亡くなった奥さんも
これからのイッチの生活を応援してくれてるよ

で、現婚約者とのなり染め云々は?

44: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:13:09 ID:Awq
元々、幼なじみと出会ったのは5歳ぐらいの時
近くの公園で砂場いじってた俺に
幼なじみが砂かけたのが多分最初
30年近く前の事だけどやたら鮮明に覚えてる

46: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:16:36 ID:Awq
砂を頭からぶっかけられたもんだから、俺大号泣
すぐに近くにいた幼なじみの母ちゃんが
謝りに来て幼なじみに怒ったんだけど
これまた近くで見ていたうちの母ちゃんが
何故か俺の頭を引っ叩いて
「男の子なんだからメソメソすんじゃない!」
って怒られた

49: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:19:32 ID:Awq
その日から俺と幼なじみは所謂公園友達になった
幼稚園は違ったけど近所だし多分毎日遊んでた、
しばらくしたら将来結婚するとかお互いに言ってたみたい

51: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:22:50 ID:Awq
その頃の写真見るとほっぺにチューされてるのとかもあった

ちょっとたって小学校にあがると、
今度はケンカ友達になった
ちょっかい掛けて、追っかけっこするとかそんな感じ
高学年くらいになると
お互いに異性を意識する感じになったのか
全然喋らなくなったけど

54: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:27:48 ID:Awq
幼なじみとは中学も同じ学校に進学したけど、
これまた二人で会話する事なんて殆ど無かった。
たまに外で親絡みで話すくらい。

でも中学二年の時に起きたあることをきっかけに、
また幼なじみとの交流が始まった

56: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:32:38 ID:Awq
きっかけっていうのは幼なじみがいじめられた事。
バレー部のエースで
学年一のイケメンに告白されたのに振ったことが
原因で学年中の女子から総スカンくらったみたいだった。

当時、幼なじみと俺はクラスも違ったから
全然その辺りは気づかなかったんだが
どこからか情報を仕入れてきた
うちの母ちゃんからその話を聞いた

58: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:34:01 ID:Awq
母ちゃん
「あんた、あの子が学校行ってないの知ってる?」


「いや、知らん…いつから?」

母ちゃん
「4,5日前からみたい、そっかあんた知らなかったか」

みたいな会話だった

60: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:37:59 ID:Awq
翌日学校行ってみると、やっぱり幼なじみはいなかった
母ちゃんの雰囲気からなんとなく
体調不良で休んでるわけじゃないってのはわかったから、
幼なじみと同じクラスだった部活の友達に色々と聞いてみた

んでわかったのは、
学年中女子からいじめられてるってことだった。

61: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:40:11 ID:Awq
事情がわかったからといって
俺がしてやれることなんてない、
なにより中学校に入ってほとんど喋ってないんだし、
向こうが俺のことを
友達って認識してるかすらわからなかったし。
今思えば冷たいと思うけれど。

62: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:45:53 ID:Awq
それから更に数日たって、
幼なじみのクラスの担任に呼びだされた。
要件は幼なじみの家に配布物を届けて欲しいって事だった。

「普通こういうのって
同じクラスの人が持ってくんじゃないっすか?」
って聞くと
「俺くん彼女の幼なじみなんでしょう、
だったら持ってってあげてもいいんじゃない?」
とか言われた

あっ、この野郎幼なじみがイジメられてる事も、
その理由も分かってやがるなって中学生の俺でもわかった

64: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:49:59 ID:Awq
とてもじゃないけど断れる雰囲気じゃなかったので
幼なじみの家に行った。

幼なじみの母ちゃんもだいぶ憔悴してたな、
なんか俺の顔見て泣きそうになってたし。
んでしばらくすると幼なじみがリビングに降りてきた

66: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:54:25 ID:Awq
幼なじみ
「あんたが来たんだ」

「おう…ほらプリントとか持ってきた」
幼なじみ
「クラスのやつじゃなくてあんたか…」

「なんかごめんな」

幼なじみ
「なに、わざわざ同情しに来たの?」

「そういうわけじゃないけど、
こんなことになってんの気付かなかったし」
幼なじみ
「別にクラスも部活も違うししょうがなくない?」

多分こんな会話したと思う、
2年ぶりにしたまともな会話だった

68: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)22:56:36 ID:Awq
どうやら幼なじみの母ちゃんも
幼なじみがイジメられていることを
知ってはいたらしいんだが、
学校側がとり合ってくれなかったらしい
当時はまだまだそんな時代だったのかね

69: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)23:01:16 ID:Awq
少したって、会話もちょっとずつ弾んできた
と言っても小さいころの思い出話がほとんどだったけど
幼なじみの母ちゃんは
わざと席を外してくれていたみたいだった

70: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)23:06:12 ID:Awq
ふと唐突にこんなことを聞きたくなった


「そんで、やっぱり学校には来たくない」
幼なじみ
「そうね、いや」


「お前、こういっちゃなんだけど
女に総スカンくらったくらいで学校休むタイプじゃないだろ?」
幼なじみ
「うん、自慢じゃないけど」

「なら、なんで来ないのさ」

幼なじみ
「私の仲良しまでいじめられちゃうじゃん?」

「は?」

71: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)23:09:52 ID:Awq
幼なじみはこれくらいの事で
へこたれるメンタルじゃなかった
いや寧ろ、子供の頃から超がつくほどの強気で
男女年齢問わず喧嘩したら相手が
泣くまでやめないような女だった

72: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)23:14:02 ID:Awq
実はこのイジメ、
当初は幼なじみに対してずっとしていたらしいのだが
幼なじみはこんな感じの性格。

痺れを切らしたイジメの中心グループが、
幼なじみの親友をターゲットに変えて
いじめ始めたらしかった

73: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)23:17:17 ID:Awq
この辺の説明は今はっきりと思い出せないんだけど、
とにかく幼なじみはその子を守るために
自分から学校に行かないという選択肢をとったみたいだった

76: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)23:26:11 ID:Awq
とはいっても、話を聞けば聞く限り幼なじみは全く悪くない


「そっか…それでお前はいつになったら学校くんのさ」
幼なじみ
「さぁ、わかんないよ」

「ずっとこない気なのかよ」
幼なじみ
「かもしれないねぇ」


「親友がイジメられるから?」
幼なじみ
「も、あるけど…親友にシカトされるのわかってて
学校行けるほど強くないよね」


「わかった、なんとかしよう」

77: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)23:50:39 ID:Awq
何で無責任になんとかしようなんて言ったのは
今でもわからないけど
ただなんとかしたかったんだと思う。

78: 名無しさん@おーぷん 2016/07/11(月)23:53:55 ID:Awq
そこからの動きは早かった、

件のバレー部のエースに連絡を取り、
味方になってくれるように頼み
翌日からは虱潰しに学年中のやつらに声をかけ
こんなことやめるように言っていった

79: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)00:00:32 ID:Stg
イジメの中心グループにも声をかけたが、
キモいだの彼氏かよテメェとか罵られて
一向に相手にされなかった

仕方ないので幼なじみが子供の頃、
俺にしてきたことを淡々と話し、
あいつがどれだけやばい女かということを説明した

その場ではだからなんだよだの、
脅しになってねぇぞとか言われたが
見てわかるくらいに
彼女たちの顔が青ざめていたのを覚えてる

80: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)00:04:58 ID:Stg
イジメの中心グループに声を掛けた何日か後に、
幼なじみは何食わぬ顔で登校してきた
どうやらイジメグループの女から
謝罪の電話があったらしかった

「やたらビビってたけどあんた何か言ったの?」
って聞かれたから話したことをありのまま教えた

直後後頭部をかばんで思いっきりどつかれた。
多分殴られたのは小学生以来だった

81: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)00:07:32 ID:Stg
それから俺と幼なじみはなんとなく仲良しになった。
高校も同じ高校に進んだが、
別に付き合ったり二人きりで遊んだりすることもなかった。

お互いに付き合う相手ができて、
たまに一緒に帰ると
お互いの恋愛の近況報告をするってな感じ。

84: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)00:13:59 ID:Stg
大学は別々の学校に進むことになった、
幼なじみは女子大に進んだ。

大学生活はとにかく楽しかったんだが、
遊びすぎて稼いだ分消えてく始末…
飲食店のバイトと派遣のバイトをやってたんだが
もう少し食い扶持を増やさねばと
塾講師のアルバイトも掛け持つことにした。

いつしか幼なじみの存在も
中学生にはいった頃のように薄くなっていった。

85: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)00:17:28 ID:Stg
元々子供が好きだったし塾講師のバイトは結構楽しかった。
チェーン展開しているような
ところでもなかったから自由だったし。

そこに入ってから半年ぐらいたった時、
嫁さんがアルバイトとして入ってきた

86: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)00:19:45 ID:Stg
なんかちょっと疲れちゃったよ、
明日このスレ残ってたらまた続き聞いてくれると嬉しい

88: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)00:21:19 ID:gnK
おやすみー
続き待ってる

100: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)23:03:13 ID:xDf
まだかー?

101: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)23:43:24 ID:Stg
じゃあ嫁と出会った時のことから

103: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)23:46:45 ID:gnK
待ってました

104: 名無しさん@おーぷん 2016/07/12(火)23:59:16 ID:Stg
嫁との出会いは電撃的でもロマンチックでもなかったと思う
塾のバイトは学生バイトの場合は意外と入れ替わりが激しいし、
あぁまた新しい人が来たんだなぁぐらいの感じ

105: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:01:04 ID:krt
第一印象で可愛い子だなとは思った、背が小さくて丸顔
ほっぺたが特徴的な女の子だった
目が合うと元気よく挨拶してくれたし、
多分性格もいい子なんだろうな

なんて思った

106: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:04:16 ID:krt
実際しばらく一緒に働いてみると、
第一印象通りに良い子だった
生徒にも明るく丁寧に接するし、
中の人間にもとても気が使える
授業の前の準備なんかも一生懸命やってるし、
仕事に慣れてくると後から入った先生へのフォローなんかも
しっかりしていた

108: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:06:33 ID:krt
別にそれだけで好きになるなんてことはなかったけど、
やっぱり見た目が可愛いなんていうこともあって、
多分目で追っちゃってたりはしたと思う

たまに目が合うとニコって笑ってくれて
柄にもなく照れてしまったのを覚えてるし

110: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:10:18 ID:krt
そんなある日、たまたま嫁さんと二人だけで
ラストのコマまで回すことになった
普段なら二人の内、一人は社員さんなんだけど
その日は用事があるとかで
アルバイトの俺達二人でやることになった

彼女は高校生、
俺は別の部屋で中学生向けの授業をやっていた

111: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:13:31 ID:krt
授業が終わると
先生が待機する事務室ってのがあったんだが、
毎度中学生の授業となると
悪ガキどもと授業終わりにくだらん話をしていたので、
この日も事務室に戻るのは結構遅くなった

事務室に戻ると、机に突っ伏してる嫁さんがいた

112: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:15:30 ID:krt
てっきり授業で疲れきって
ぐったりしてるのかと思ったんだが、
どうやら違うようだった

おもいっきり鼻水すすってる音がしたからだ

113: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:18:18 ID:krt

「どうしたんすか、大丈夫?」

「大丈夫です…」

「いやでも、そんな感じだし…なんかあったんすか?」

「生徒の親御さんに怒られたんです」

114: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:21:57 ID:krt
どうやら俺が馬鹿話に講じていた時、
彼女が担当している小学生の子供の親が
教室に押しかけてきたらしい

平たく言えば
うちの子の成績が上がらないのはあんたのせいだ、
この給料泥棒なんてことを
2,30分玄関先でずっと言われ続けたみたいだった

塾の講師やってる奴はなんとなく
こういう親にあたったことあるんじゃないだろうか
普段なら社員が対応してくれるんだが、
この日に限っては嫁さんが直接応対するはめになった

115: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:24:25 ID:krt
それぐらいで泣くなんて、
やっぱり女の子だなぁとも思ったが
話を聞いてみれば、嫁が泣いていた理由は
怒られたからってだけではなかったみたいだった

116: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:26:11 ID:krt
自分がうまくいかないせいで、
塾のみんなの迷惑になっちゃうんじゃないかと
思うと悔しかった

あぁ悔し泣きだったのか…これ

117: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:31:04 ID:krt
その日まで仕事上の話と
塾の飲み会ぐらいしか嫁と接点はなかったが
何故かその日の俺はちょっと大胆だった

俺「この後飲みに行きませんか?愚痴聞きます」

嫁はちょっと驚いた表情だったけど、
すぐに椅子から立ち上がると
「じゃあ顔洗わなきゃですね!」
なんて元気よく言って洗面所に入っていった

118: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:32:29 ID:YVG
フェイクはいれてる?

119: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:33:24 ID:krt
>>118
ほんのちょっと、
でも知ってる人が見たらわかるかもね

120: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:36:08 ID:krt
塾を出ると、
二人で近くのチェーンの居酒屋に入った
最初の一時間は愚痴を淡々と聞いた、

ひとしきり嫁さんの気持ちが落ち着くと
今度はお互いの話を始めた
大学のこと、地元のこと、友達のこと、家族のこと

121: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:41:27 ID:krt
彼女が地方出身だということをこの日初めて知った、
なまりとかないんだねなんていうと
うちの方はほとんど標準語ですよなんて言ってた

家族はおばあちゃん、お母さん、お姉ちゃん、
お父さんは若い頃に亡くなったらしかった、
その話を聞いて神妙な顔をしたら
「でも、みんな仲良いから
お父さんいなくても寂しくないんですよ」
なんて彼女が逆に気を使ってくれた

123: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:42:38 ID:ly7
ここまでだと体弱い感じには思えないけど…

124: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:44:09 ID:krt
この日から、俺と嫁は
バイトが一緒になると帰りに飯に行くようになった
ただ本当に友達として、付き合うでもなく
多分心地よかったんだと思う

135: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)00:49:14 ID:krt
そんな感じがしばらく続いたある日、
嫁がえらく酔っ払った日があった

いつもならお酒飲んでニコニコっとするぐらいなのに
様子がおかしいなと思ったら、
ベロッベロに酔った嫁から急に告白された
付き合ってくれ―って

あまりに驚きすぎたので瞬間断ってしまい、
その日から急激に嫁とは距離感が生まれた

160: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)01:00:15 ID:krt
断ってからの一ヶ月、
なんとか変な雰囲気をなくそうとしたけど
全くうまくいかなった
嫁の方もそんな感じ、
必要以上に明るく接してきたりとか

でもそんな時タイミングよく、
二人で塾の子供向けのパーティーの幹事を
二人ですることになった

164: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)01:04:21 ID:krt
結構この幹事の仕事が大変、
授業の終わりに催し物考えたりとかするし
必然的に二人での作業も増える

後から分かったことだけど、これ塾の社員さんの差金だった

165: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)01:08:03 ID:krt
結果的にパーティーは大成功だった、
子どもたちもかなり喜んでくれたし

そして俺と嫁さんの仲はこれを機に一気に縮まった
二人でご飯行くとかだけじゃなく、
映画館とか、遊園地とか
所謂デートって奴をするようになった

166: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)01:10:28 ID:krt
とても都合がいいかもしれないが、
俺は嫁の事が大好きになっていた
いや思えば告白されたあの日には好きだった気がする、
驚きすぎてわけのわからない対応をしてしまったんだと思う

167: 名無しさん@おーぷん 2016/07/13(水)01:12:47 ID:krt
大学三年の夏休み、
二人で行った花火の帰りに俺は嫁に告白した
嫁は満面の笑みで応えてくれた


187: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:46:59 ID:n4c
嫁と付き合い始めてからしばらくたったある日、
嫁と近くのショッピングセンターに遊びに行ってたところを
うちの母ちゃんに見つかってしまった

「おいおい、その可愛いおねぇちゃんは彼女かい?」
とかウキウキな感じで話しかけてくる母ちゃん、
絶望感に打ちひしがれる俺

そんな俺の様子を知ってか知らずか
「はい!お付き合いさせていただいております!」
なんて元気よく挨拶する嫁

母ちゃんが考えた我が家の家訓は
いつも元気に挨拶するべしだったので、
母ちゃん的には嫁さんをすぐ気にいったみたいだった
その流れで三人で飯食う羽目になり、
挙句そのままうちに来ることにまでなった

188: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:48:10 ID:n4c
三人で家に帰れば
何も知らない下着一丁の親父がリビングに

親父完全にキョトン顏
母ちゃんが
「ほら、うちの若様が彼女連れてきたよ!」
なんていったら大慌てで退場、
お気に入りのワイシャツ来てから再登場した

189: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:49:26 ID:n4c
四人の会話はいたって普通、
母ちゃんはなんか嫁さんにいろいろ質問してた、
親父は若い女の子と喋る機会が無いのか妙にデレデレしてた
結局夕飯も食べて行ったんだがみんなで楽しく過ごした

嫁さんは一人暮らしだから
こういう家族の感じが嬉しいって言ってた

190: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:50:07 ID:n4c
うちは子供が俺だけなんだが、
本当だったら俺の下に妹がいるはずだった
生まれてすぐ死んでしまったんだけど、
そういう経緯もあって
両親共嫁さんが娘の様に思えて嬉しかったんだと思う、

実際結婚してからうちの両親は
嫁さんを本当の子供の様に接していたし

191: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:51:55 ID:n4c
それからまたしばらく経ったある日、
急に幼馴染みからメールが来た
「なにしてんのさ」みたいな

「彼女と飯食ってるよ」って返信したら、
「ほう、幼馴染みとして
あんたの嫁さんを見定めてやろう、どこでご飯食べてんだ」
なんて返信がすぐさまきたから俺は頭を抱えてしまった

192: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:53:05 ID:n4c
嫁さんはほんわか系、幼馴染みは超強気の一匹狼、
こんな二人がはたして合うんだろうかと

結局嫁さんも
「幼馴染みちゃんの話聞いてたからね会ってみたい!」
というので不安を抱えつつ
場所を変え三人で飲むことになった

193: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:53:43 ID:n4c
結論から言うとこの2人めちゃめちゃウマが合った、
というか途中から
女子会に俺が参加してるみたいな構図になってた、

幼馴染みが自分から人に連絡先聞くなんて
本当に無いことだから驚いたのを覚えてる
「もしこいつに酷いことされたらすぐに連絡して、
石投げてやるから」という言葉も
強烈だったので覚えてる

子供の頃、喧嘩した時公園の石で
ひどい目にあった過去があったからだと思う
その他にも顔面パンチとか日常茶飯事だったし

194: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:54:13 ID:n4c
ちなみに中学の時、
幼馴染みをいじめてたグループに話したのはこの話
そりゃ電話で慌てて謝るわな

195: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:54:21 ID:pCC
幼馴染さんは彼氏いたの?

196: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:54:59 ID:n4c
>>195
ちょいちょい出来てたみたいだけど、
長続きした事は無いみたい

197: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:55:30 ID:n4c
付き合ってから半年ぐらい過ぎると、
嫁さんが一人暮らしということにかこつけて
嫁さんちに入り浸るようになった、
一緒にご飯食べてまぁイチャコラして寝るという感じ

ある日の朝いつも通りにお互いひっどい姿で寝てたら、
ふいに家のドアが開いて直後に怒鳴り声が聞こえた
嫁さんのお姉さんだった

どうやらたまたま近くを寄ったので連絡なしで来たらしい
ひっどい姿で正座してお姉さんに怒られる2人、
服を着たかったけどそんなこと言える雰囲気じゃなかった

198: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:56:27 ID:n4c
お説教がひと段落すると
ふいにお姉さんにこんなことを聞かれた

「それで、君はこの子との事を
どこまで考えてくれてるわけ?」

199: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:58:40 ID:n4c
唐突だったけど別にこの場を誤魔化すためじゃなく、
結婚したいですって言った
たぶん声は上ずってた

嫁さんはひっどい姿のまま俺に飛びついた
それを見たお姉さんは服を着ることを許してくれた

200: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:59:08 ID:b6s
えー、、むりやり...

201: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:59:25 ID:n4c
楽しかった大学生活はあっという間に過ぎた、
俺は普通の会社の営業に、
嫁さんは保険会社の営業になった

俺の方はまぁそこまできつい仕事じゃなかったんだが、
嫁さんはかなり辛そうだった
チャームポイントのほっぺはもうこけてしまいそうだったし、
2人で会っていると
無理に笑顔を見せているのがすぐにわかった

202: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)21:59:54 ID:u0g
保険会社はあかん

203: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:00:16 ID:n4c
俺は考えた、

こんな辛い顔をさせるくらいなら
いっそ結婚してしまえば良いんじゃないかと、
もともと結婚願望強かったし、
何より嫁のこと愛してたし

お互いが社会人になって一年が経った時、
俺は嫁さんにプロポーズをした
俺の奥さんに再就職しない?って今考えてもダサいけど
嫁さんはまた満面の笑みで応えてくれた

205: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:02:35 ID:n4c
それから可愛い可愛い娘ができた、
生活はきゅうきゅうだったけど本当に幸せな時間だった

休みになると家族で出かけてたくさんの写真を撮った
娘の寝顔が可愛くて仕事疲れも吹っ飛んだ
こんな感じがずっと続くのが
人にとって一番の幸せなんだと思った
嫁と娘のためなら
どんな事だって乗り切って頑張れる気がした

210: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:05:12 ID:n4c
娘が生まれてしばらくして
俺の娘誕生祝いという程で中学の同窓会が開かれた、
もちろん幼馴染みも出席した

幼馴染みは一定の酒量を越えると厄介さんになる体質だった
怒→笑→怒→泣 みたいな感じで
俺を含め周囲に絡みまくってた
相当酔ってたので、帰りは俺が送る事になった

この辺の記憶が曖昧なんだが
何故か俺の家に幼馴染みが来ることになり、
それを嫁に電話で伝えるとえらく喜んでいた

211: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:06:42 ID:n4c
家に着くなり泥酔状態で嫁と喋る幼馴染み、
嫁さんも楽しそうだった

一時間ぐらい経った時嫁さんが不意に変なことを言った
「幼馴染みちゃんって本当にいい子だね、
俺君をこれからもよろしくね」

なんの脈絡もなく急に出た言葉だった

その時はからかわれてるんだと思って
幼馴染みと二人揃って
「勘弁してくれ、気持ち悪い」だなんて返した

212: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:08:42 ID:n4c
それから数ヶ月後、
俺が出張で一週間程家をあけることになった
せっかくだし実家に帰ったらと嫁に言うと少し悩んだ後、
それじゃあ行ってこようかなと娘を連れて田舎に戻る事に

213: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:09:58 ID:n4c
出張4日目の夕方、
宿泊先のビシネスホテルに戻っていた
俺に嫁の母親から電話があった

嫁が死んだと

215: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:14:42 ID:pCC
最悪のタイミングだな

216: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:15:07 ID:jfh
唐突だなおい
何の兆候もなしとか

217: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:16:56 ID:n4c
その日、嫁さんと嫁さんのお母さん、おばあちゃん、
娘の四人で少し離れたデパートに買い物に行く予定だった

でも朝、急に嫁さんが体調よくないから
三人で行って来てと言ったらしい
嫁さんのお母さんは
それなら今日は行くのやめにしようと言ったみたいだが、
家で一人で寝てれば大丈夫だから三人で楽しんできてと
心配するお母さんを送り出したっていうことだった

218: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:17:14 ID:n4c
嫁さんの父親が若くして亡くなったのは
心臓の病だったらしい、
嫁さんも子供の頃からあまり心臓が強い方ではなく、
出産の時もその辺が心配だったが
なんとかその時は安産だったし母子ともに健康だった

219: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:17:33 ID:n4c
嫁さん、実家のソファーで寝ているように死んでたらしい
三人が帰った時にはもう遅かった

220: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:20:07 ID:n4c
電話を切ってから通夜まで、あっという間に流れていった
どこか現実味がなくて信じられない気持ち、
薄情かもしれないけど
嫁さんの顔を見ても呆然とするだけだった

通夜と葬式は嫁さんの実家の方でする事になった、
うちの家族と話を聞いた幼馴染みが飛んできてくれた

221: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:22:47 ID:n4c
通夜の前まで娘は何も分からずに
いつも通りにしていたのだが、
子供でもその場の雰囲気の異様さに気づくのか
途中から大泣きしてしまった

嫁さんのお母さんやうちの母ちゃんや俺が
なんとか泣き止まそうとするんだが泣き止まない
いつもなら泣き疲れると眠るんだけど
この日に限っては本当にずっと泣き続けた

そんな娘を見て周りの人も泣いてた

222: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:23:49 ID:BYh
娘はなんて言ってた?

223: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:24:44 ID:n4c
>>222
当時一歳くらいだから、
わーわーって感じで泣いてるだけだった

224: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:24:57 ID:n4c
不意に幼馴染みが娘を抱っこした、
優しくあやすって言うよりもぎゅっと抱きしめる感じだった
不思議なことに娘は泣き止みしばらくすると寝てしまった

225: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:27:51 ID:n4c
嫁を送った後、数日を置いてから娘を連れて自宅に戻った
うちの母ちゃんも家に来てくれた
夜になると
「あんたも一人で思いたい事もあるでしょう」と
娘を実家に連れて行った

一人になって部屋の中を見渡した時、
急に涙が出てきた
こらえようとしても止まらなかった
情けないぐらいわんわん泣いた

嫁さんにもう二度と会えない、あの笑顔をもう見れない

226: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:29:44 ID:n4c
半年経った時、嫁さんのお母さんから
娘を引き取りたいという話が来たが断った

大変なのはわかっていたが、
嫁さんの忘れ形見をちゃんと育てようと改めて決意した
嫁さんのお母さんも、わかってくれた

227: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:35:57 ID:n4c
俺は嫁さんと暮らしていた家を引き払って
実家の近くに引っ越した
保育園に預けるくらいなら
うちで面倒見るといってくれた両親に甘えた形だった

228: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:38:28 ID:n4c
それから2年、うちの母ちゃんがガンになった
治る見込みは充分にあったが、長期の入院、
その後も再入院が必要で
とても娘を見ていられる状況ではなくなった

今度こそ保育園しかないかと思った時、
幼馴染みから電話があった

お母さん大変なんでしょう、
うちで娘ちゃんと日中遊んであげるよ、
私実家だし在宅の仕事多いからと

有難い話だがいくら何でも悪いと思って何度か断った
でも、うちのお母さんも手伝いたいって言ってるから
気にしないでたよんなさいよと言ってくれたので
お世話になることにした

229: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:40:29 ID:KSK
ええ人ばっかりやのぉ

231: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:50:45 ID:n4c
嬉しいことに娘はよく幼馴染みとお母さんに懐いた、
2人も娘をとても可愛がってくれた
4歳で幼稚園に短時間でも行くようなると
迎えもやってくれた

甘えすぎだとは思ったが本当に助かった

休日ぐらいは父親らしい事してやろうと
とにかく娘と一緒にいることにしていた、
女の子っぽいところに行く時には
幼馴染みも付いてきてくれた

232: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:51:17 ID:n4c
また中学の同窓会が開かれる事になった
最初は娘のこともあるし行く気が無かったのだが、
どこからか聞きつけた幼馴染みの母ちゃんに
たまには飲んできなさいと言われたこともあり
出席することにした

233: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:51:38 ID:n4c
みんな知っているだろうけど
不思議なぐらい嫁さんの話には触れなかった、
気を使ってくれていたんだと思う

なんか変な空気だったけど、
その雰囲気をぶち壊すかのように幼馴染みが酔っ払った
周りに絡みまくる絡みまくる
俺もバンバン叩かれまくった
そのうち幼馴染みは酔いつぶれた

235: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:53:03 ID:n4c
その会には中学時代バレーボール部のエースだった
イケメン君もいたんだが、彼が俺に突然話しかけてきた
ちょっと酔ってる様子だった

泥酔して寝に入ってる幼馴染みを見ながら彼が語る

「俺が幼馴染みちゃんに振られたこと覚えてるだろ?」

「おう、覚えてるよ」

「あの時は悔しくて言えなかったんだけど、
彼女に好きな男がいるって言われたんだよ」

238: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:55:10 ID:n4c
「初耳だね」

「多分それお前だよ」

「まさか、あの頃は殆ど喋らなかったんだぞ」

「いいや、あれは絶対にお前だ」

なにをわけわからないことをと考えていると
彼はまた続けた

「この子お前がいないと飲み会誘ってもこないしよ、
ごめんな変な話しちゃったかな」

241: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:55:54 ID:n4c
ここまで言うと別の席の女の子に呼ばれたイケメンは
俺の横から離れた

飲み会が終わり、泥酔した幼馴染みをおぶりながら
幼馴染みの親友と三人での帰り道
親友ちゃんも酔っ払っていたのか
いつもより少し饒舌だった

話す内容といえば、中学の頃の話、幼馴染みの話、
俺の子供の話ぐらいだったけど
親友ちゃんとの分かれ道、
ふと彼女は立ち止まると俺を見て呟いた

「この子不器用なんだよ、わかってると思うけど」

「今は無理かもしれないけど、
いつかしっかりと見てあげてね」

不器用だけど優しいやつなのはわかってた

243: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:57:26 ID:n4c
この同窓会の後頃になると
うちの母ちゃんは完全復活していた
娘も見てくれるようになり、
幼馴染みの家に娘が行くのは
たまのお泊まりとかのみになった

245: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:58:13 ID:n4c
幼馴染みの家でのお泊まりから娘が帰ってきた夜、
娘が急に泣き出して止まらなくなる日があった
いつもなら泣き止む手を使ってもなかなか泣き止まない、
どうしようかと頭を抱えていた時、
幼馴染みからの電話がなった

「娘ちゃん、大丈夫?ちゃんと寝れた?」

「これがずっと泣いちゃって、
アンパンマンのDVDも効果なしだよ」

「そっか、私明日休みだし今から行こうか」

「流石に悪いしいいよ」

「いいって、とりあえずすぐ行くね」

246: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:58:22 ID:jfh
この時点で嫁さん亡くなって3年くらい?

247: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:58:58 ID:n4c
>>246
三年ちょっとくらい

248: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)22:59:29 ID:n4c
近所ということもあって2、3分で幼馴染みはやってきた
なんとも複雑なことに幼馴染みがやってきた途端、
娘は泣き止んだ

それからすぐに疲れたのかしばらくすると寝てしまった
それを見て早速帰ろうとする幼馴染みに
なんだか悪い気持ちになって、
寝顔見ながら一杯飲んでけよ最高のつまみだぞ
なんて言って引き止めた、

幼馴染みも一杯だけねなんて言って付き合ってくれた

251: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:01:30 ID:n4c
「こうやって、嫁さんと娘の寝顔見ながら晩酌したよ」

「そうか、確かに最高のつまみだわ」

「いつもありがとな、助けてくれて」

「良いよ、私娘ちゃん大好きだし食べちゃいたいくらいだし」

いつも通りの軽口の叩き合いだった
でも、俺のひょんな一言で幼馴染みの雰囲気が変わった

252: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:02:30 ID:n4c
「娘もすごくお前に懐いてるしな」

「…そうだね」

「どした?」

「懐いてるってさ、なんか他人行儀だよね」

「いや、そんなつもりじゃ」

「親に懐くとか言わないじゃん」

253: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:04:21 ID:n4c
「私、娘ちゃん本当に大好きなのよ、本当に本当に」

「自信過剰かもしれないけど
娘ちゃんも私のこと好きではいてくれてると思う」

「でもさ、やっぱりふと思うのよ」

「私はこの子のママじゃない、ママにはなれないんだって」

254: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:06:48 ID:n4c
そう言うと幼馴染みは下を向いたまま、
涙をボロボロ流して肩を揺らし始めた
俺はそんな彼女に何も声をかけることもできず、
部屋の中は静まり返っていた

255: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:07:03 ID:n4c
不意に幼馴染みが立ち上がった
「わけわかんないよね、ごめん」
そういうと彼女は逃げるように家を出て行った

257: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:09:27 ID:n4c
そんなことがあった週の土曜日、
珍しく親父からすぐに実家に来いとの電話があった
実家に戻りリビングに入ると
親父と母ちゃんが真剣な表情で座っていた
一緒にいた娘はすぐに母ちゃんが別の部屋に連れて行った

「なんだよいきなりどうしたんだよ?」

「お前、幼馴染みちゃんのことどう思ってるんだ?」

「どうって、本当に感謝してるよ」

「付き合ってるのか?」

「まさか、付き合ってないよ」

「そうか、なら結婚する気もないって事だな」

258: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:13:39 ID:n4c
そう言い終わると、
親父はものすごい形相をして俺の顔面を殴った
あまりにいきなりすぎて何が何やら訳がわからなかった

「馬鹿野郎」

自慢じゃないが、
生まれて初めて親父に殴られた瞬間だった

幼馴染みが泣いたあの日、
どうやら親父はたまたま日課のウォーキング中に
うちの前を通り、さらにうちから泣きながら出て来る
幼馴染みを見たらしかった

259: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:14:10 ID:n4c
「あの子には感謝しても感謝しきれない、頭も上がらない。
あの子がいなければ娘は本当に寂しい思いをしてたんだぞ」

「わかってるよ」

「わかってない、お前は何にもわかってない」

「じゃあ親父は何がわかってるんだよ!」

真昼間、酒が入ったわけでもないのに
大の大人が大声張りあげ合う

「向き合え!娘のためにも嫁ちゃんのためにも、
幼馴染みちゃんのためにも、男だろ!」

殴られた痛みなんか一瞬だった、
本当のパンチはこの言葉だった

260: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:16:36 ID:n4c
その日の夜、幼馴染みが家にやってきた
この前変な雰囲気で帰ったお詫びだと
ビール数本とおつまみを持って

娘は幼馴染みが来たことでテンション最高潮、
アンパンマンのチョコレートを貰って興奮の坩堝だった

娘が眠り、幼馴染みと二人での晩酌の時間になった時
親父の言葉が頭の中に浮かんだ

「なぁ」

「ん、なに?」

「変なこと言うけどさ」

「もしこの子のママになってくれないかって言ったら」

「うん」

「お前なんて答える」

262: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:27:15 ID:n4c
情けない話だけどこの時の俺には精一杯の向き合いだった

「それは…無理な話かな」

「娘ちゃんのママは嫁ちゃんだけなんだよ」

「だから私には無理だ」

「私にはできない」

「おう、そうか…変なこと言って悪いな」

「酔ってんじゃないのおじさん、らしくないぞ?」

この会話から、幼馴染みと少しの間距離ができた
お互いに気まずさを持っていたんだろうけど、
1日2日では修復できなかった、
それでも半月もたつと
以前と同じような間柄には戻れていた

264: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:32:18 ID:n4c
それからさらに少し経ったある日、
また幼馴染みがうちに遊びに来た
またもや娘はテンション最高潮だった、
マサイ族並みのジャンプで幼馴染みを歓迎してた

幼馴染みもいつも通り娘にハグして
嫁似のほっぺたに頬ずりしてた
「可愛いなぁいつも、パパに似なくて良かったねぇ」
とか余計なことも言ってた

しばらく三人で人形遊びをして、
娘がハンバーグ食べたいと言ったから
夕飯に近くの洋食屋へ出かけた

265: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:32:33 ID:n4c
娘は幼馴染みがいる上に
大好物のハンバーグを食べるという幸福感からか、
ハンバーグを一口食べては幼馴染みに抱きつき、
また食べては抱きつきを繰り返していた

俺がお行儀悪いからやめなさいと
注意してもなかなかやめない
だけど、幼馴染みがダメでしょ!というと
一発で言うことを聞いた

あぁ、やっぱり父親としてまだまだダメなんだなぁと
感傷に浸っていたその時、娘がとんでも無いことを言った

「お母さんごめんなさい」

266: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:37:53 ID:n4c
その場の空気が一瞬止まった、
言われた幼馴染みは驚いて何も返事が出来ない状態だった

「幼馴染みおねぇちゃんはお母さんじゃないの?」

「違うよ、幼馴染みおねぇちゃんはママじゃないんだ、
娘ちゃんのママはお空に行ったんだよ?」

娘が続けて喋る、
俺は娘が私のママはどこにいったのと
聞かれた時の言葉で返す

「知ってるよ、ママはお空に行ったんだよね」

「そうだよ、だからね…」

「ママとお母さんは違うんじゃないの?」

「えっと、それはね…」

267: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:39:53 ID:n4c
俺が答えに窮していると
さっきまで動かなくなっていた幼馴染みが急に笑い出した

「そうか、ママとお母さんは違うのか!
面白いな娘ちゃんは!」

幼馴染みの急激なテンションの上がり具合に
今度は俺と娘が驚いて黙ってしまった
とてもじゃないけど、冗談も返せなかった

268: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:43:44 ID:n4c
洋食屋からの帰り道、
熟睡状態の娘をおぶり三人で歩いている時、
幼馴染みがふとさっきの話に戻った

「ねぇ?」

「ん?」

「面白いよね、ママとお母さんは違うって」

「なんとも子供ならではの発想だよな」

「でもあれでなんか吹っ切れた、あんたさ、
私にこの前あの子のママになってって言ったよね」

「うん言ったね」

269: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:47:45 ID:n4c
「私あの時も言ったけどママにはなれない、
嫁ちゃんには絶対になれないの」

「わかってるよ」

「でもね、私お母さんにだったらなりたいかな」

「本気で言ってんのかよ?」

「本気も本気よ、30超えた女
こんな事冗談で言えないって…どう、嬉しい?」

「お、おう…嬉しい」

「ならさ、聞かせてよ」

「あんたは私の事、女として好き?」

270: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:48:02 ID:n4c
「私はあんたのこと5歳からずーっと好きだった、
でも素直に言えなかった」

「お前彼氏いたろうがよ」

「この歳で交際経験無い方が異常でしょ?」

「まぁそうだけどさ」

「あんたのこと好きだったのに、素直になれないし、
そうこうしてるとあんたちょくちょく彼女作っちゃうし、
そりゃこっちだって作りますよ」

271: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:48:16 ID:n4c
「嫁ちゃんとあんたが結婚した時、正直悔しかった、
でも嫁ちゃんのことも大好きだったから
心の底から二人に幸せになって欲しかった」

「私が娘ちゃんを可愛がるのは
この子が可愛いってからだけじゃないの、
娘ちゃんが私が好きだった嫁ちゃんと
ずっと好きだったあんたの子供だから」

「もしあんたが私を女として好きじゃなければ、
無理にはしないほうがいい、このままの関係でも充分だもん」

「でも嫁ちゃんと娘ちゃんの次でも良い、
私の事も好きになってくれるなら」

「私を娘ちゃんのお母さんにしてください」

「おう」

「おうってなによ」

「いや、好きです」

「俺と結婚して、家族になってください」

「たまには素直な言い方も出来るじゃん」

272: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:48:38 ID:n4c
唐突な話だった、でも迷いはなかった
嫁に続き2回目のプロポーズ
街灯の明かりぐらいしかない
ひっそりとした近所の見慣れた道だった

嫁への気持ちは変わらないが、
一方で確かに幼馴染みに好意を持っていたし、
幼馴染みなら娘を本気で愛してくれると思ったから

ふと気づくといつの間にかおぶっていた娘が起きていた
寝ぼけているようだったが、
「お姉ちゃんがお母さんになってくれるってさ」
と話すと嫁似のほっぺたを両手で挟んではにかんで、
また眠ってしまった

273: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:48:57 ID:n4c
翌日、互いの両親に挨拶に行った

幼馴染みの両親は意外な迄にあっさりと受け入れてくれた

うちの方は母ちゃんが
「大変な思いをするかもしれないけど、大丈夫?」
とか聞いてたが、
幼馴染みの「はい」の一言に納得した様子だった
親父は「息子と孫娘を宜しくお願いします」
って言いながら頭を下げていた

さて俺にはもう一つ話をしなければならない家族がいた
嫁の家族だ

電話をかけると、お母さんはとても喜んでくれた、
あなたが選んだ人なら間違いない
むしろ今までありがとうとまで言ってくれた

274: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:49:23 ID:n4c
そして日曜日、俺は娘と幼馴染みと三人で
嫁さんの墓参りに行ってきて
手を合わせてきた

娘は小さな手を合わせながら嫁に一生懸命語りかけていた
幼馴染みも手を合わせてただずっと目を瞑っていた

275: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:50:09 ID:n4c
月曜日から金曜日まで、
幼馴染みと娘の2人で嫁さんの実家に行ってる
幼馴染み曰く、嫁ちゃんの育ったところを見たいんだと

嫁さんのお母さんの厚意で
二人とも家に泊めてくれる事になった、
俺は仕事があるから行けなかったけど、
毎晩娘から電話がかかってくる
久々に田舎のおばあちゃんに会えて嬉しいんだと思う

276: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:50:32 ID:n4c
これで終わり、聞いてくれてありがとう

278: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:51:28 ID:pCC
イイハナシダナー

279: 名無しさん@おーぷん 2016/07/14(木)23:51:37 ID:A7S
おつ

281: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:06:25 ID:De0
>>276
幸せになるんだよ

涙がとまらんよ

284: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:13:43 ID:qEp
>>281
ありがとう、今でも十分すぎるくらい幸せなんだけどね

283: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:10:45 ID:Lqg
おつ
幼馴染に子供生まれたらどう変化するんだろうな
やっぱり自分の子供は欲しいだろうし

284: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:13:43 ID:qEp
>>283
何度かその話したんだが、
幼なじみはいらないの一点張り
その辺りは今後も話していくよ

285: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:18:32 ID:Lqg
>>284
子供は望まないって言ってるのか

286: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:20:26 ID:qEp
>>285
まぁ正直そうだね

287: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:29:48 ID:Lqg
>>286
となると、
娘が「弟か妹が欲しい」と言い出すまではなし、か
幼馴染には兄弟いるんだっけ?

289: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:31:15 ID:qEp
>>287
幼なじみは一人っ子だよ

293: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:39:37 ID:Lqg
>>289
一人っ子なら尚更子供は必要だと思うなー

295: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:45:44 ID:qEp
>>293
俺もそう思うんだがな

288: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:29:53 ID:De0
>>284
なんかその幼馴染は
自分の子供が産まれても大丈夫な気がするなぁ

289: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:31:15 ID:qEp
>>288
うん俺もそう思うよ

294: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:41:49 ID:nAf
平等に愛せるか、とか
出産にはリスクも伴う
難しいよな

295: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:45:44 ID:qEp
>>294
彼女なら平等に愛してくれると思う

298: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)01:02:15 ID:EVb
お前が幼馴染の子供欲しいって強く言わなきゃダメだろ

娘のためにも嫁ちゃんのためにも、
幼馴染みちゃんのためにも、男だろ!

299: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)01:04:04 ID:qEp
>>298
そうだな、帰ってきたら言ってみるよ

300: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)01:11:47 ID:EVb
>>299
嫁ちゃんも自分が好きだった幼馴染と
>>1の子供見たいと思うんだよね
これで幼馴染との子供が産まれたら
5人で家族になると思うんだ

302: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)01:18:54 ID:Lqg
死別だから娘さんも
「ママとお母さんは別」と考える事が出来たのかもな
お幸せに

290: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:32:40 ID:De0
いい女二人に恵まれて
>>1は幸せすぎるぞww

291: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:36:07 ID:qEp
>>290
おっしゃるとおり


297: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:56:00 ID:De0
>>291
くっそ サラりとww
嫁さんによろしくな

299: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)01:04:04 ID:qEp
>>297
ありがとう

296: 名無しさん@おーぷん 2016/07/15(金)00:46:00 ID:tlM
泣いた泣いた泣いた

はぁ、うん。
妹かしら弟が欲しいと言ってしょうがないな
お二人が思うようになればコウノトリか運んでくるな
大丈夫。なるようになるさ。

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